K様邸ペットドア施工

弊社のお得意様よりペットドアについてご相談がありました。
猫ちゃんがリビングを出入りするため、いつも扉を開けっ放しにしないといけないのですが、
冬は寒いのでペットドアをつけたいとの事でした。
聴者は猫ちゃんがドアを開けてほしいと扉をひっかく音に気づくことができますが、
ろう者はそれに気づくことができないので、いつも扉を開けっ放しにしていたようです。

当初扉にペットドアを取り付けたいとのご要望でしたが、
ガラスが大きく入った扉で現地での加工が困難なため、壁への取付をご提案しました。
施工内容の説明にはわかりやすい資料をいろいろと準備しました。

左側の写真は壁の中の下地(間柱)位置を専用の機械を使って探している様子です。
赤く光る部分に下地(間柱)があることがわかります。
他にも針をさして探す方法もありますが、こちらの機械の方が正確にわかります。
今回取付を予定していた場所に筋交い(間柱間に斜めに入っている下地)があったので、
隣にずらして取付することにしました。
(筋交いはカットができないので壁を開口できません)

取付位置が変更になったため、階段側の段差が大きくなってしまいました。
そこで、猫ちゃんが登りやすいよう登り台の取付をご提案!
まずは段ボールを使って台の形や取付位置をどうするか手話を使ってご相談しました。

職人さんがお昼休みのために休憩にいくと…
猫ちゃん達がこっそり工事中の穴を使っていたみたいです笑
この家で一番大きな猫もするっと入っていったそうで、大きさもバッチですね。

リビング側はこのような仕上がりになりました!

このペットドアには両端に磁石がついているため、
猫ちゃんが通った後もピタッとしまり開きっぱなしになりません。
鍵をかける事もできるので、使い勝手は抜群です!
後日お客様からペットドアを使っている猫ちゃんの様子を送っていただきました。
動画の最後にあるので是非ご覧ください。

工夫した点