群馬大学の手話サポーター養成プロジェクト室にて、
広い1つの部屋を3つの部屋に分ける間仕切り造作工事を行いました。
今回は短期間で工事を終わらせるために、パーテーションタイプを採用しております。
このプロジェクト室には、ろう者と聴者のスタッフと先生方がおられます。
工事の前日にお伺いし、手話で工事の流れやパーテーション、棚の位置などを確認しました。
ろう者の先生からは「手話通訳を呼ぼうと思ったのですが、大丈夫ですね!」と
喜んでいただけました!
聴者とのやりとりは手話通訳を介するかまたは筆談でやりとりを行うことが多いのですが、
手話ができるとスムーズに且つ細かい内容まで伝えることができますね!
プロジェクト室のみなさんが工事前日までに荷物を整理していただいたおかげで
当日はスムーズに始めることができました!
パーテーションは骨組み部分を最初に取付してからパネルをはめこみます。
現場での加工が少なくほぼ組み立て式なので、
造作壁よりも短期間で施工することができます。
今回の現場では私たちが手話で話しているのを見て、
職人さんが手話に関心を持ってくれました。
絆の事業を始めた時は、ろう者のお客様のことを中心に考えていましたが、
工事がきっかけで、ろう者や手話について知ろうとしてくれる聴者も
いるのだと思うと嬉しくなりました!
あっという間にパーテーションができました!
上と下で固定されているのでしっかりした造りになっています。
本棚の搬入は、群馬大学の学生さんにも手伝っていただきました!
最後に、先生方と一緒に手話で話しながら最終チェックを行いました。
ドアのストッパーについて説明した際には、ろう者は勢いよくドアを開けることがあると
ろう者あるあるについても盛り上がりました。